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自民党の杉田水脈衆院議員の「LGBTは生産性がない」という主張をしたことが、大きく波紋を広げているようです。

 

今回の発言はLGBTカップルに税金を使うことに対する意見のようです。

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LGBTカップルへの行政支援について

杉田議員は子供を作らないことを生産性がないと述べているようです。

 

子どもを作る可能性のある異性同士の夫婦には、税金を使ってもいいが、
そうでないものには税金を使うことに疑問があると言っているように思えます。

 

それならば、子供を作ることができない人も結婚を認められないという考えなのでしょうか。

 

少なくとも、今のところ、日本でそうしたことを理由で結婚を行政が認めないということはありません。

 

本人同士が結婚したいと望めば、法定の年齢を迎えれば、自由にできるものです。

 

それならば、本人同士が結婚したいという気持ちになるのであれば、
同性同士であっても、結婚を認められてもいいのではないでしょうか。

 

少なくとも、いま世界的には認めていく流れになっているように思います。

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子供を作ることと生産性を結びつけることの問題

杉田議員は子供が作れないことを生産性がないと述べ、LGBTカップルの支援を疑問視しました。

 

この生産性がないということは、子供を作れない人間は価値がない、
と言っていることと同じような印象を受けるのではないかと思います。

 

このことはLGBTだけではなく場合によっては異性同士の夫婦も傷つける発言です。

 

異性同士であっても子供が作れない夫婦はいます。

 

経済的な事情や、身体的な事情など様々な理由があるでしょう。

 

さらには、子供を作らない主義の夫婦もいます。

 

子供が作れないことを生産性がないというならば、こういった夫婦も生産性がないということと同じになります。

 

LGBTカップルにも行政支援をしていくことは、LGBTを特に優遇するというものではなく、
普通の夫婦に認められていることをLGBTにもできる範囲で認めていこうというものではないでしょうか。

 

それなら、時代の流れに合わせて不公平をなくしているだけです。

 

憲法における法の下の平等を実現していくことに税金が使われるのは、むしろ望まれるべきことではないでしょうか。

 

現在、経済的な事情などで、結婚したくてもできない人、子供を作りたくても作れない人が多くいると報じられています。

 

そのような人が結婚しやすい社会になるよう努めていくことが国政を担う議員のするべきことであり、
決して、子供を作れないことを理由にLGBTの権利拡充を阻むことではないと思います。

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