空飛ぶ車の2020年代の実用化に向けて、政府が支援に乗り出しました。
開発に向けて海外との競争となっていて、その後押しをするようです。
空飛ぶ車は、ドローンや電気自動車の技術を応用し、複数のプロペラを使って離着陸し、
時速100~200kmでの飛行が考えられています。
定員は4、5名で、操縦士なしで自動で移動するものになるようです。
7月に、宇宙工区研究開発機構(JAXA)を中心として、航空機の電動化の共同事業が発足していて、
この技術の応用も期待されています。
政府は、電動化で、エンジンより整備費が安くなり、移動手段として普及していくとみています。
また、都市部の渋滞や、離島、山間地、観光での利用など、多くの可能性があると、考えられています。
政府は年内に実現に向けての行程表を策定する方針とのことです。
海外ではすでにテスト飛行もされていて、予約販売が開始されているメーカーもあります。
空の飛び方は、そのまま垂直に離着陸できるものや、滑走を必要とするタイプなどがあります。
地上の走行は、車輪を用いるものや、浮いて走るタイプのものなど複数のタイプがあるようです。
免許に関しても、パイロット免許の不要なものがある一方、自動車免許に加え、ヘリコプター免許も必要なものもあります。
これらのものは人間が操縦するタイプのようですので、
自由に空を飛び回るためには、免許や法整備などの問題が残されています。
今回、日本で政府の支援が報道されたのは、自動運転なので、こういった心配はないように思えます。
衛星などを使った位置情報など、技術はさらに進歩することが考えられるので、
運行状況はきちんと管理され、衝突などの事故の可能性は低くなるのではないかと思います。
今後、自動運転の技術が発達し、空飛ぶ車が普及すれば、
難しい運転をせずに、自動的に目的地に移動できるようになるでしょう。
そのようになれば、車の運転は一部の人の趣味のようなものになるのかもしれません。